Sami's Daily Life

生きていくための選択肢を増やしていきたい

セックスに対する同意やリスペクト

 

こんにちはー!SAMIです!

 

最近、フェミニストのようなことしか記事にしていないように思えますが、、、


多くの人に知ってもらいたいという気持ちよりも、多くの人達と語りたいので、まず私が得た知識と感じた思いをまとめます。

 

1月20日スウェーデン大使館で「Yes means yes-スウェーデンの性交同意法が強制性交の定義を変える」セミナーが行われ、参加してきました。

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Yes means yesという題目と、大好きな北欧というキーワードから、(論文締め切りが翌日だったことを忘れて)即座に参加を決めました。

 

イベント内容は、、、

2005、2013年の性犯罪規定の刑法改正の後、2018年新たに性行為に「積極的な同意」を必要とする規定が施行。議会は全会一致で改正を可決しました。なぜ新規定が必要だったのかについて、スウェーデンの司法省刑法課上級顧問のヴィヴェカ・ロングさんと、検察庁上級法務担当のヘドヴィク・トロストさんがゲストスピーカーとして参加しました。

参考:スウェーデン大使館Facebook

 

まずスウェーデン大使館は初訪問なのでめちゃ楽しみにしていると、入った途端やはり北欧らしい家具や照明がお出迎え。ワクワク。

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スウェーデンは、人権教育や性教育においてとてもとても進んでいます。印象的だった記事がこちら👉

gendai.ismedia.jp

 

セックスに対する考え方が全く異なり、私のお気に入り記事です。

 

尊敬を伴うセックスや、性に対するオープンな文化に感銘を受けました。まさに男女平等に近づいている先進国であると感じました。

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しかしこんな統計もあります。

レイプ事件の件数ランキング 各国比較(2015年)

1位 スウェーデン 58.5件

3位 英国     36.4件

.....

68位 インド   2.6件

87位 日本    1.1件

 参考:伊藤沙織「Black Box」

 

「あれ?日本は安全な国じゃないか。」と一瞬思いました。しかし、私が今まで見聞きしてきた現実と照らし合わせると、全く納得できる順位ではありません。

 

強姦事件の被害にあった伊藤沙織さんによると、スウェーデンではレイプは起こった回数で一件とカウントされる事実であること。(例:親族からの長期間による性的被害は、1つの事件としてではなく、レイプされた回数としてカウントされる。)

 

また、被害届を出しやすい環境であること。警察内での女性比率は31%。一方、日本は全体の8.1%(2015年時点)。

 

沙織さんが実際に被害を受けた時、警察署へ向かい、女性警察官にこの事件を取り扱ってほしいとお願いすると、取り扱える課に女性がいないため断られたという。「女性のことは女性にしかわからない。どうせ男なんてわからんだろう。」とは全く思わないし、見た目が男性でも心が女性である方もいるため一概にも言えないが、現状日本の中で性教育がまだ発展途上である事実から、男女間の理解がまだ低いと思う。

 

また、このように被害に遭った人たちが勇気を出して警察に助けを求め被害届を出すと、調査の過程でも「セカンドレイプ」という精神的苦痛を負わざる終えないのが現実です。

 

例えばレイプされた時の様子を人形と一緒に再現しなければいけません。

 

1. 合意に基づく性犯罪規定

イベントでとても印象的だったのは、「yes means yes」というキーワードを何度も繰り返された。被害者が性行為に対して同意していたのかが非常に重要であるということ。相手が自発的に求めているかは、性行為になる相手は確認しなければならない。

 

また、相手が「yes」を表明せず、何も言わない場合も自発的な性行為とは言えないという。つまり、性行為への同意が「言葉」と「行動」で表されていないのにも関わらず行われたセックスはレイプとされる

 

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「嫌よ嫌よも好きのうち」とはまさに日本の文化を表していると思います。また、日本のAVでは女性が嫌がる姿が強調されていたりする。このように、性に関する学びがポルノやAVなど過剰に表現されているツールしかないのも問題だなあと勝手に思います。

 

(👇性的同意について述べられている記事が面白かったので参考までに)

www.japantimes.co.jp

 

ここで自分の行動や発言も反省する点がいくつかあるなあと思いました。付き合っている彼だけではなく、会社や学校の人間関係において、素直に自分の考えや思いを言えていない時があり、NOと言う勇気 がまだ欠けていて、まだ100%裸の自分として周りにいてくれる人達と関われていない気がする。

 

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日本では、未だ強姦事件に対する捜査方法、被害者の負担に大きな問題があります。被害にあった沙織さんもBBCニュースで述べていたように、被害者の弁護や法務関係において日本は国からの支援は皆無といっていいほどです。しかし、スウェーデンでは被害者側の費用負担がなく、国費で賄われています福祉国家がどれだけ市民の味方であるのかが垣間見れます。

 

 

この法改正が革新的に強姦被害を解決できるわけではなく、まだまだ立証責任において証拠を集めたり証明するプロセスに問題があると述べていました。被害者が自発的に参加していなかったことを、検察官が証明するのは簡単ではありません。

 

しかし、この法改正について市民に知ってもらうことがエンパワーメントに繋がり、予防することができるといいます。スウェーデン大使は、「早い時代から男女問わずみんなで話し合うことが大事である。そこで自分の思いや考えを持っていることを認識すること、自分の意見があっていいこと認識することが大事である。」と述べていました。

 

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私はこの言葉で、いかに性教育が重要であるのか思い知らされました。会場の質問タイムでも、殆どが日本とスウェーデン性教育について語られていました。

 

2. 女性らしさ?

 

昔から「女性らしくありなさい」という母からの言葉に違和感を感じてました。姉と母は美容や身だしなみに気を遣っていて、私がジャージで通勤しようとする日なんかは、朝からガミガミ言われる日々を過ごしていました。

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その反発心からなのか、男性らしく正義感あるスーパーヒーローであろうという潜在的な意識がありました。

 

しかし、好きな人や昔付き合っていた相手とはそんな自分とは全く違い、何も言えない人形のようでした。今思い返せば、「なぜあの時NOと言えなかったのか」「自分の思いを伝えられなかったのか」と後悔ばかり残っています。そんな自分が嫌いで、もっと自分のことを好きになりたいと思っています。

 

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そんな思いが関係しているかは不明ですが、女性でも男性でも誰でも日本で生まれ育った人達は、素直になることに対して不安を持つ人が多く、それによって起こる問題が多いなと思って色んな記事に興味を持っています。

 

誰かのために、というよりも、自分のためにこれからも色々なことを知って、誰かと語りたいなあ〜と思ってるので、いつも言っていることですがぜひ読んだ感想や、意見など送ってくれると嬉しいです♡

 

——sorry for that i just wrote this only in japanese again...——

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